三都主「アレックス」アレサンドロ
(1977年7月20日生まれ)
三都主アレサンドロは長年に渡り日本A代表の主力選手として活躍し、2007年1月にJリーグの名門浦和レッズからオーストリア・ブンデスリーガの強豪レッドブル・ザルツブルクにレンタル移籍した左サイドのスペシャリスト。
1994年にブラジルから高知の明徳義塾高校にサッカー留学した三都主は、同高校での活躍が認められ、1997年にはJリーグ・清水エスパルスとプロ契約を結ぶ。清水エスパルスの1999年でのステージ優勝に左サイドのスペシャリストとして大きく貢献、史上最年少の22歳でJリーグMVPを獲得した。また、同クラブの主力選手としてアジアカップウィナーズカップ(1999-2000年)と天皇杯(2001年)での優勝を果たした。
その後は2006年12月まで浦和レッズでプレー。多くのアシストや得点を記録し、Jリーグ年間優勝や天皇杯優勝など数々のタイトル獲得に貢献した。
2001年に日本国籍に帰化し、その後は特にジーコ元日本代表監督の下、左サイドの主力選手として長年に渡りA代表でも活躍。2006年FIFAワールドカップ・ドイツ大会や2005年FIFAコンフェデレーションカップなどでも全試合に出場している。
2006年シーズン終了後、オーストリア・ブンデスリーガの強豪レッドブル・ザルツブルクに期限付き移籍。イタリアの名将トラパットーニ監督の下、2006-07年シーズンでのリーグ優勝に貢献し、UEFAチャンピオンズリーグ最終予選などにも出場した。2008年1月にJリーグ・浦和レッズへ復帰するまでレッドブル・ザルツブルクに所属した。
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