フリードリッヒ・コンシリア - オーストリア・サッカー専門ホームページ

（Friedrich Koncilia、1948年2月25日生まれ）

オーストリア・サッカーの長い歴史の中でも、最も優れたGKの一人として高い評価を得ているフリードリッヒ・コンシリアは、日本では1995年から1998年にかけて、Jリーグ・ガンバ大阪でGKコーチ、ヘッドコーチ、監督などを歴任したことで知られている。

選手時代はFCヴァッカー・インスブルック、アンデルレヒト（ベルギー）、FKアウストリア・ウィーン等各国の名門クラブでプレー。オーストリア・ブンデスリーガでは戦後最多出場記録で歴代4位となる526試合に、ヨーロッパカップでは51試合に出場し、主にFCヴァッカー・インスブルックの選手としてオーストリア・ブンデスリーガ優勝を8回、オーストリア・カップ優勝を6回果たした歴史に残る名選手である。

オーストリア代表では84試合に出場、1978年FIFAワールドカップ・アルゼンチン大会や1982年FIFAワールドカップ・スペイン大会にレギュラー選手としてチームの好結果に貢献した。

引退後は指導者となり、来日前はオーストリアU21代表やFKアウストリア・ウィーンのGKコーチを、オーストリアに帰国後はFKアウストリア・ウィーンのスポーツディレクター等を歴任した。
その後は長年に渡ってオーストリア4部に所属するバード・イッシュルの監督を務めていた。