リヒャルド・”ドンビ”・コーン
Richard “Dombi” Kohn (1889.04.01-1997.02.06)
現役時代は主にウィーンでプレー。オーストリア代表選手として6試合に出場している。
1910年代後半からオーストリアやドイツ、スペインの様々なチームで監督を歴任。1930年代の前半にFCバイエルン・ミュンヘンの監督に就任すると、1932年にはドイツ・サッカー選手権(ブンデスリーガの前身)での優勝を果たす。
ユダヤ人であったため1933年にナチスが政権を握ったドイツから逃亡、スイスのグラスホッパー・チューリッヒの監督を務めた後、オランダのフェイエノールトの監督に就任。オランダでもリーグ優勝を果たすなど好成績を残し、現在まで名を歴史に残している。