マックス・メルケル
Max Merkel (1918.12.07-2006.11.28)
ドイツ・ブンデスリーガとスペイン・プリメーラ・ディビシオンでリーグ優勝、そしてUEFAカップウィナーズカップで準優勝を果たした監督として歴史に名を残している。
現役時代はオーストリアでプレー。1939年にはナチス・ドイツ大帝国代表チームにゼップ・ヘルベルガー監督により招集され、主力選手として活躍するものの、戦後のオーストリア代表には1度しか招集されなかった経歴を持つ。
オランダで指導者としてのキャリアをスタート。1950年代にデン・ハーグを率いた後、オランダ代表監督にも就任。
その後はオーストリア・ブンデスリーガとドイツ・ブンデスリーガのクラブ(ボルシア・ドルトムント、1.FCニュルンベルク、1860ミュンヘン)を率いてドイツ・ブンデスリーガ優勝2回(1966年、1968年)、準優勝1回(1961年)、ドイツ・カップ優勝1回(1964年)、UEFAカップウィナーズカップ準優勝1回(1965年)と優れた実績を残す。
またその後はスペイン・プリミーラ・デヴィシオンに属する名門アトレティコ・マドリードの監督に就任。リーグ優勝、カップ優勝、リーグカップ優勝と国内の全てのタイトルを総なめにする。
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