カール・ラッパン
Karl Rappan (1905.09.26-1996.01.02)
オーストリア人でありながら合計12年間に渡りスイス代表監督を務めた事で知られている。
現役時代は主にオーストリアのクラブでプレーするが、引退前の4年間はスイスのセルヴェッテ・ジュネーヴで監督兼選手として活躍、スイス・リーグで優勝も果たす。
引退後はグラスホッパー・チューリッヒ、セルヴェッテ・ジュネーヴ、FCチューリッヒ、ロザンヌ・スポーツ等の監督を務め、スイス・リーグ優勝7回、スイス・カップ優勝9回という歴史に残る輝かしい結果を残す。
スイス代表監督には計4度就任。1938年FIFAワールドカップ・イタリア大会、1954年FIFAワールドカップ・スイス大会、そして1962年FIFAワールドカップ・チリ大会の予選を突破し本大会に出場、2度準々決勝進出を果たしている。
また、現在まで残るUEFAインタートト・カップの発案者としても国際的に高い評価を得ている。