オットー・コンラード
Otto Konrad (1964.11.01-)
長年オーストリアとスペインで活躍した国際レベルのGK。
16歳まではFWとGKの両ポジションでプレーしたコンラードは、19歳の頃SKシュトゥルム・グラーツのGKとしてオーストリア・ブンデスリーガでのデビューを果たす。
1991年には同リーグのSVアウストリア・ザルツブルクへ移籍。同チームの主力選手としてリーグ優勝2回、UEFAカップ準優勝、そしてUEFAチャンピオンズリーグ本大会出場に貢献する。
特にUEFAカップでは準々決勝や準決勝でスーパープレーを連発、PK戦でも決定的なPKを2本止め、決勝進出の立役者となる。
1994年と1995年にはオーストリア年間最優秀選手に選出され、1997年にはスペイン・プリメーラ・ディビシオンのレアル・サラゴサへ移籍。
その後はオーストリア2部、3部、4部、5部のチームでプレー。2006年まで現役を続けた。
国際レベルの実力をクラブでは幾度も証明しながらも、代表チームではGKのポジションのライバルが多かったため、A代表には定着しなかった。
現在はオーストリアU21代表のGKコーチを務めている。
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写真提供:GEPA-Pictures