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アントン・シャル

Anton Schall (1907.06.22-1947.08.10)

1920年代から30年代にかけてヨーロッパを代表する最速FWと評価され、オーストリア・ブンデスリーガの得点王に幾度も輝いた名FW。

当時オーストリア・ブンデスリーガに属していたSKアドミラ・ウィーンの主力選手として1925年から1941年まで7回リーグ優勝4回カップ優勝に貢献し、自らも5回リーグ得点王に輝く。

1927年から1934年まではオーストリアA代表でも活躍。今や伝説となった「ヴンダーチーム」の中心選手として活躍、特に1931年から1933年までは16試合で20得点を記録する大活躍を見せる。
また1934年にはFIFAワールドカップ・イタリア大会に出場、4位という成績を収めた。

引退後は指導者としての道を歩み、スイスのFCバーセルを率いて1947年にはスイス・カップで優勝するものの、同年に心臓病のためトレーニング中にピッチ上で倒れ、そのまま息を引き取った。