ヘリベルト・ヴェーバー
Heribert Weber (1955.06.28-)
オーストリア・ブンデスリーガの戦後最多出場記録で2位となる577試合に出場、63得点を記録した攻撃的なリベロとして現在まで知られている。
18歳の頃にSKシュトゥルム・グラーツでプロデビューを果たし、23歳でSKラピード・ウィーンへ移籍。12年間同クラブでプレーした後、5年間同リーグのSVアウストリア・ザルツブルクでリベロとして活躍。
オーストリア・ブンデスリーガ優勝6回、準優勝5回、オーストリア・カップ優勝4回、準優勝2回、オーストリア・スーパーカップ優勝3回、UEFAカップウィナーズカップ準優勝1回、UEFAカップ準優勝1回等輝かしい経歴を誇る。
数多くのオファーがドイツやイタリアからあったものの、「自分にはオーストリア以外の水は合わない」と生涯現役をオーストリアで過ごす。
オーストリア代表でも13年に渡ってプレー、1978年FIFAワールドカップ・アルゼンチン大会と1982年FIFAワールドカップ・スペイン大会では全試合に出場。1978年の「コルドバの奇跡」を実現させたチームの一員である。
引退後は指導者としての道を歩み、オーストリアU18とU19代表、SVアウストリア・ザルツブルク、SKラピード・ウィーン、1.FCザールブリュッケン等で監督を歴任。1度のリーグ優勝を果たしている。
2003年には監督業からも引退をし、オーストリア国営放送(ORF)のコメンテーターとして活躍している。
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写真提供:GEPA-Pictures