フランツ・ヴォールファールト
Franz Wohlfahrt (1964.07.01-)
オーストリアとドイツで活躍し、特にVfBシュトゥットガルトのUEFAカップウィナーズカップ準優勝に導いたGKとして高い評価を得ている。
国際レベルのGKとして1984年から1996年までFKアウストリア・ウィーンでプレー。6度のリーグ優勝と4度のカップ優勝に貢献、1993年にはオーストリア最優秀選手に選ばれる。
1996年にはドイツ・ブンデスリーガの名門VfBシュトゥットガルトへ移籍。長年に渡りコンスタントにハイレベルなプレーを見せ、1997年のドイツ・カップ優勝、1998年のUEFAカップウィナーズカップ準優勝に貢献。チームの守護神として絶大な人気を誇る。
その後はオーストリア・ブンデスリーガに復帰、経験豊富な控えGKとしてFKアウストリア・ウィーンのチームを支える。
オーストリアA代表では1987年から1998年までプレー。イタリア・セリエAで最優秀GK賞を獲得したミヒャエル・コンゼルの最大のライバルと言われ、長年に渡り激しいポジション争いが展開されるが、1998年FIFAワールドカップ・フランス大会直前に正GKのポジションを奪われ、同大会には控えGKとして参加する。
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