SVマッテルスブルクは、オーストリア・ブルゲンランド州マッテルスブルクを本拠地とするサッカークラブ。
現在の所ブルゲンランド州で唯一オーストリア・ブンデスリーガ（1部）に属しているクラブである。 人口6千人程度の小さな街にあるクラブだが、健全な経営により2003年にオーストリア・ブンデスリーガへ昇格を果たした。
創設は1922年。長年アマチュアレベルのクラブとして存在していたが、1960年代に一時的にオーストリア2部に所属していたこともある。しかしその後は低迷し、主にオーストリア4部とオーストリア5部を行き来するクラブであった。
1988年にマーティン・プッハー会長が就任するとクラブの方針が変わり、積極的に若手選手の育成に力を注ぐようになる。堅実なクラブ運営と長期的なチーム強化により、約15年の歳月を掛けてオーストリア5部からオーストリア・ブンデスリーガへの昇格を果たす。
オーストリア・ブンデスリーガに昇格したのは2003年。昇格以降、ホームゲームでは1万1千人以上の平均観客動員数を果たしている（街の人口からすると快挙である）。
2004-2005のシーズンでは、それまでのクラブ歴史上最高順位の5位、2006-2007のシーズンにおいては記録をさらに更新し3位という好結果を残した。
小さなクラブでも健全な運営によりコンスタントな結果を残すことが可能な事を証明している。
タイトル
・オーストリア・カップ準優勝1回 （2006）
・エアステリーガ（オーストリア2部）優勝＆オーストリア・ブンデスリーガへ昇格：1回 （2003）
・レギオナルリーガ東部（オーストリア3部）優勝＆エアステリーガへ昇格：1回 (2000）
・ブルゲンランド州リーグ（オーストリア4部）優勝＆レギオナルリーガ東部へ昇格：1回 （1994）
・2.ランデスリーガ（オーストリア5部）優勝＆ブルゲンランド州リーグへ昇格：1回 （1990）
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